座る時の正しい姿勢について

正しい座り方

肩こりや腰痛に悩まされている方から「わたしは姿勢が悪いですかね?」とよく聞かれます。

この時の皆さんは立っている時の姿勢はすごく気にされますが、座っている時の姿勢を意識されている方が少ないと感じました。そこで、本日は正しい座る姿勢を紹介いたします。

悪い姿勢の影響

悪い姿勢

姿勢が悪いと何が起こるかというと、体の一箇所に負担がかかり、肩や首にコリの症状が出てきます。また腰にも負担がいきますので、腰痛の原因になります。

リモートワークでデスクワークが増えている人も多いと思いますので、ぜひ正しく座る姿勢を覚えていただき実践してほしいです。

正しい姿勢ポイント3つ

姿勢

まず横からみた時に耳たぶ。細かくいうと肩峰(けんぽう)ですが、ざっくり“肩”で大丈夫です。また椅子に座っている時にあたる骨、この坐骨の3つがポイントです。

  1. 耳たぶ
  2. 坐骨

この3つが横から見て真っ直ぐになっていれば正しい姿勢です

例えば猫背で前かがみになっていると、耳たぶが前にいくので良くないです。もたれ掛かって座っていると、坐骨と肩が斜めになるためで良くないということです。

座った時に当たるお尻の骨と肩が真っ直ぐになって、さらに肩から耳たぶが真っすぐになっている。これが基本的な正しい姿勢ですので、ぜひ覚えておきましょう。

おわりに

二人

本日は「正しく座る姿勢」を紹介しました。

鍼灸師として働いていて、お客さまから姿勢について聞かれることがとても多いです。しかし最初に述べたように座っている状態の姿勢を気にされている方って本当に少ないなと感じました。

簡単に実践できますので、この3つのポイントを覚えていただいて、普段から実践されるといいのではないでしょうか。ぜひとも日々の生活に活かせていただけたらと思います。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

中澤先生