「体がだるい」とお悩みの方必見!オススメのセルフケア 四選

体がだるい

誰もが体験したことのある「体のだるさ」「倦怠感」ですが、1日のうちでいつだるさを感じますか?また、何をした時に「だるさ」を感じやすいでしょうか。

だるさは体が疲れきった状態を正常に戻すために、「休みなさい」という警告信号として引き起こされます。

こちらでは東洋医学から見ただるさの本当の原因をはじめ、誰でもすぐにできる対策法もご紹介しますので、ぜひご覧ください。

2種類の「体のだるさ」

倦怠感

だるさは体からの警告信号だとお伝えしましたが、そのだるさにも二種類存在することをご存知でしょうか。

  1. 精神的な「だるさ」
  2. 肉体的な「だるさ」

まず精神的なだるさについては、仕事や家事、育児などで不安やストレスを感じた時に現れます。いわゆる気疲れからくるだるさです。次に肉体的なだるさについては、ハードな運動を続けたり、ご飯を食べすぎたり、ウイルスや細菌による感染症を引き起こした時に現れます。

どちらのだるさにしても原因は多種多様で、その人の置かれている状況や体調、精神状態がだるさを引き起こしていることになります。

うつ

しかし、体が「休みなさい」とSOSを出して休んだとして、実際に症状が改善できるでしょうか?

例えば、ご飯を食べすぎた時に起こる胃もたれがだるさの原因であれば、日頃から食事量を減らしたり、軽い運動をして消化を助ける必要も出てくるかもしれません。

また、季節や天候の変化など環境によってもだるさが引き起こされることもあります。特に夏場の熱中症や梅雨時期の湿気はだるさに直結しやすく、ただ休むだけではだるさを根本的に改善するのが難しいと言えるでしょう。

東洋医学から見た「体のだるさ」

説明

日頃の疲れや外的要因がだるさを引き起こしていることもありますが、東洋医学では体のだるさはその人が持つ体質と大いに関係があると考えています。

 「病は気から」という言葉がありますが、私たちが持つ生命エネルギーである「気」や栄養物質の「血」が不足するとだるさとなって現れます。このような状態を東洋医学では「気虚(ききょ)」「気滞(きたい)」「お血(おけつ)」と呼びます。

気血水

体がこれらの状態になると、だるさだけではなく、あらゆる不快な症状を引き起こしてしまうため、気と血をつかさどる内臓の働きを高める必要があります。

体にとって重要な要素である気と血を作るのが、消化器系の「脾(すい)」と呼吸器系の「肺」です。また、だるさは自律神経の乱れとも深く関係していると言われています。

自律神経は少しの乱れなら自分で整えることも可能ですので、セルフケアについて詳しくみていましょう。

だるさを解消するセルフケアの方法 4選

自律神経を整え、臓器の機能も改善するためには以下の方法がおすすめです。

1.良質な睡眠をとる

睡眠

良質な睡眠は体を健康に導き、明日への活力になります。寝る2〜3時間前には食事を終えるようにし、内蔵に負担がかからないようにしましょう。

また、スマホやパソコン、テレビなどを寝る直前まで見ることは避けた方がよいでしょう。

2. 正しい入浴法をする

お風呂

寝る直前に43度以上の熱いお風呂に入ってしまうと交感神経が優位になり、良質な睡眠をとることができなくなってしまいます。

40度で15〜20分の入浴であれば血液の循環がスムーズになり、リラックス効果も望めます。

3.適度な運動をする

運動

ウォーキングやランニングなど軽い有酸素運動をすることにより、疲労の原因とされる「乳酸」が筋肉や肝臓でうまく処理されるようになります。その結果、だるさが解消できることが期待できるでしょう。

4. 食べすぎない

食べる

食べすぎ、お酒の飲みすぎもだるさの大きな原因となりますので、腹八分目までに抑え、お酒は量を決めて楽しみましょう。

また、女性には月経などホルモンの周期が存在するため、男性に比べて自律神経が乱れやすい傾向にあります。そのため、男性よりも念入りにセルフケアをした方がよいとされています。

動画解説「疲れがとれない時の対処法」

  • 「ぐっすり寝たけど疲れがとれない…」
  • 「なんだか元気がでない…」

そんな方は、当グループの石丸統括院長による「心がけるだけ!簡単にできる7つのポイント」も併せてご覧ください。

当店の鍼灸施術の特徴について

鍼灸施術

自宅でセルフケアを行うことも確かに有効ですが、やはりセルフケアだけでは効果が不十分であるため、あわせて鍼灸施術もおすすめしています。

五行色体表(ごぞうしきたいひょう)

当店の鍼灸施術は、東洋医学の考え方の基本となる五行色体表」を用いておこないます。

五行色体表とは、五臓と言われる「肝」「心」「脾」「肺」「腎」と照らし合わせて体の体質や症状をみるのに使われる簡易的な表です。五臓六腑という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、まさにその五臓のことを指します。

五臓

だるさの原因は気の不足であるとお伝えしましたが、この気を十分に作り出す機能を復活させるため、「肺」にアプローチをおこないます。肺にアプローチをすることで、新鮮で活力のある気を作り出すことができ、だるさや他の症状も徐々に改善していきます。

当店では、痛みの少ない鍼と熱くない灸を使って刺激の少ない施術をおこないます。施術中に血液の循環が良くなりリラックスして眠られる方もいらっしゃるくらいですので、安心してお任せいただければ幸いです。

体のだるさを改善して快適な毎日を目指そう

快適な女性

「毎日体がだるい」という方もいれば、「朝や夜だけだるい」という方もいらっしゃるでしょう。どちらにしても、だるさの原因は体の機能が低下していることが大いに関係しています。

当店では体全体の状態をしっかりとチェックさせていただき、ひとりひとりに合った施術をご提案しますので、ぜひ一度鍼灸施術をお試しください。

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