「鍼灸における三方よしの実現」と「女性鍼灸師の働き方」

統括院長との対談

東洋医学研究所 代表の石丸です。本日は、国分寺院の院長と女性鍼灸師との対談をお届けします。

対談のテーマは、『鍼灸施術における三方よしの実現』『当店での女性の働き方』です。普段知ることのできない、鍼灸の裏側が垣間見られますので、ぜひご覧ください。

施術法の受け継ぎでお客様・鍼灸師・社会が良くなる三方よしの実現を

院長対談

石丸:東洋はり灸院は各地に展開していますが、本日は国分寺院の分院長、中澤先生にお話を伺います。それでは、よろしくお願いします。

中澤:よろしくお願いします。

石丸:院長の下で働くのと店のトップを任されるのでは、どういった違いがありましたか?

中澤:私は現在国分寺院で院長をしていますが、以前は町田本院に勤めていました。町田本院では自分のことだけ考えていてもよかったのですが、分院長になるとそういうわけにもいかず、周りの鍼灸師のことや鍼灸院の経営状態などを日々考えながら働くので責任を強く感じています。もちろん、自分が潰れてしまえば国分寺院も潰れてしまうという覚悟も持っています。現在は、町田本院で学んだことを施術の際に活用し、お客様の症状が改善されるという結果がしっかり出てきているところです。さらに石丸先生に教えていただいたことや、町田本院で培ってきたことを新しく入ってきた鍼灸師に教え、また新たに入ってくる鍼灸師に教えるという循環もできています。施術の再現性がある現場で、やりがいや充実感もたっぷりです。

石丸:良い内容です。

中澤:ありがとうございます。

石丸:このように、私自身が直接教えていなくても施術法は受け継がれていき、お客様は改善されていきます。再現性のある現場が構築できているので、今よりもっと伸ばしていきたいですね。病院や他の鍼灸院で治せない疾患がたくさんありますので、そういったお客様にも届くように今後も施術し続けます。それでは中澤先生、5年から10年後の目標をお聞かせください。

中澤:はい、まず1つ目は国分寺院をしっかり安定させて施術していきます。ひとりでは限界があるので、石丸先生がいつもおっしゃっている通り、三方よしの現場を目指したいです。施術できる鍼灸師が増えることで、鍼灸師としての社会的地位も向上しますし、三方よしの言葉通りにお客様ものくなって鍼灸師の生活や社会が豊かになります。日々、鍼灸師として、しっかりお客様を改善させ続けるということを、常に考えていきたいです。

石丸:立派な回答をいただきました。

中澤:ありがとうございます!

石丸:私も東洋医学に対しての思いを当店のお客様だけでなく、ひとりでも多くの鍼灸師に広めていきたいと思っています。今後もこのような活動を続けていく所存です。それでは、本日はありがとうございました。

中澤:ありがとうございました。

働きやすい環境と給料を実現するパートタイムを紹介

女性鍼灸師

石丸:続いて、当グループで働く女性鍼灸師の鯰江先生、働くことについてお話を伺います。それではよろしくお願いします。

鯰江:お願いします。

石丸:まず今後の働き方についてですが、結婚や出産などを将来的なことを考えた場合、鍼灸師という職業はいか何でしょうか?

鯰江:鍼灸師の職場の多くは、フルタイムで働かなければいけません。しかし女性の場合、結婚や出産などでフルタイムでは働けないことがあります。その点、東洋はり灸院のチューニングシステムですと、パートタイムで働くことができるので、女性にとっては一番のメリットだと思います。子どもの学校行事や体調不良などで急に休みたいときでも、自由に自分で予定を調整することもできます。それは、スタッフにもお子さんがいらっしゃる方がいて、事情を把握してくださるからです。

石丸:たしかにそうですね。当グループは融通が効きすぎて、心配になるくらい自由な環境です。

鯰江:はい。自由でありながら、同じ鍼灸師として働く友人と比べても、パートなのに給料が高いのもうれしいです。フルタイムにも負けないくらいの給料なので、家庭的にも体力的にもメリットがあります。

石丸:当グループは、女性の鍼灸師が働き方を選べる制度があります。出産を終えてから仕事に戻ることができる産休制度や、フルタイムへのシフトチェンジも可能です。パートタイムのみの採用はしていませんが、フルタイムで働いていて諸事情によりフルタイムで働けない場合は、パートタイムを選択することもできます。また、シングルファーザーの方もパートタイムがOKです。私自身、縛られるのが嫌いなので、こういったシステムを採用しています。ほかにも、みなさんに伝えておきたいことはございますか?

鯰江:東洋はり灸院は男性鍼灸師と並んで働き、いろいろな症状のお客様を施術する鍼灸院なので、より多くのスキルを身につけることができます。家庭や子どもを支え、家族をより良くすることができるのも強みです。女性のお客様も多く、悩む気持ちに寄り添いながら、同じ目線に立って施術ができます。いろいろなスキルの取得や、施術の幅を広げることもできるので、やりがいも大きいです。

石丸:鍼灸院の現場から、実体験をお伝えいただきました。当グループの女性スタッフは、このような感じで働いております。本日はお話いただきありがとうございました。

働き方でお悩みの鍼灸師の方は、東洋はり灸院へ

スタッフ

当グループは、お客様と鍼灸師と社会の三方よしの働き方を目指し、日々進化し続けています。給料や働き方など、現職場の環境にお悩みの方は、東洋医学専門の東洋はり灸院にご相談ください。

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