- 「常に胸焼けがする」
- 「吐き気や喉の不快感がある」
- 「ゲップをする回数が増えた」
- 「胃痛が続いている」
- 「胃液が頻繁に込み上げてくる」
胃の不快感は食事にも影響し、ストレスもたまってしまうものです。
そんな症状にお悩みの方は、東洋医学の施術をおすすめします。東洋医学の視点から見ると、胃酸過多症は改善しやすい病気のひとつです。
今回は胃酸過多症のメカニズムから、東洋医学が捉える改善のプロセスまでご紹介します。
胃酸過多症とは
胃酸過多症は文字通り、胃酸がたくさん分泌されてしまう胃の障害です。
胃酸は消化や殺菌の働きがある強力な酸のため、自分の胃壁の細胞まで消化してしまうケースもあります。胸焼けなどの症状が見られるのはこのためで、胃潰瘍や胆石症と併発されることが多いようです。
現代医学では胃酸が過剰に分泌される原因はまだはっきりとわかってはいませんが、ストレスが影響するのではないかと考えられています。
西洋医学の治療
一般的に西洋医学(病院)で胃酸過多症を治療する場合、薬を処方されることがほとんどです。
胃酸過多症と診断された方はプロトンポンプ阻害薬、H2受容体拮抗剤といった薬を処方される人も多いでしょう。聞き慣れない名前ですが、市販薬だとガスターといった名前が有名です。
医師から処方された薬だからと安心している人が多いですが、体にどんな作用があるのか事前にしっかり調べておくことをおすすめします。なぜならどんな薬にも必ず副作用のリスクがあるからです。
例えばH2受容体拮抗剤の場合、
- 再生不良性貧血
- 肝機能障害
- 発疹
- うつ状態
- 横紋筋融解症
- スティーブンジョンソン症候群
を始めとする20個以上の副作用が懸念されます。
特に危険なのは、難症状のスティーブンジョンソン症候群や筋肉が溶けてしまう横紋筋融解症です。
手軽に飲めて症状を緩和してくれる薬ですが、対症療法のためその場しのぎの効果しかなく、副作用のリスクもあることを覚えておきましょう。
東洋医学は副作用なし!
東洋医学は身体の内側に働きかけ、身体が本来持っている自然治癒力を引き出すことで病気を改善へと導いていきます。そのため副作用のリスクはなく、施術によって生命力や体力が向上するためその他の症状も合わせて改善が期待できます。
当店のお客様の中には、
- 手足の慢性的な冷え
- 呼吸器系疾患
- 婦人科系の悩み
- 肩こり腰痛
などが、合わせて良くなったという声を多数いただいています。これは身体全体をみて施術を行う東洋医学だからこそなせる業です。
西洋医学は胃が痛いなら内科や胃腸科、肩こりなら整形外科といったように、パーツごとに区切って診療するためさまざまな病院をたらい回しされる恐れもあります。
東洋医学なら身体を総括的にみて症状の根本原因を解明できるうえ、ひとつの鍼灸院で副作用の心配もなく安心して施術を受けることができるのです。
東洋はり灸院の施術の流れ
当店では主に3つのことを中心に、胃酸過多症を改善へと導いていきます。
四診法(カウンセリング)
お客様の身体の状態を知るために、当店では必ず施術前に丁寧なカウンセリングを行っています。
四診法(ししんほう)は東洋医学に古くから伝わる伝統的なカウンセリング法で、人間の五感を頼りに真の原因を探り当てます。
先ほどもお話ししたように、東洋医学は身体をひとつなぎで考えているため、一見胃酸過多症とは関係ないと思われる症状だとしても、お悩みの症状は遠慮なくお話しください。
経絡治療(鍼灸施術)
自己免疫力を高め、体質を改善させていくにはツボ(経穴)に刺激を与える経絡治療が有効です。
当店の経絡治療(けいらくちりょう)に用いる鍼とお灸は人体に優しく、痛みや熱さの感じないものを使用しています。
他店で鍼灸施術を体験して鍼灸に対して怖いイメージを持った方も、当店の鍼灸施術なら安心して受けることができます。
生活・食事指導
施術をして身体のバランスを整えたり体質改善したりしても、いい状態をキープできなければ意味がありません。
当店ではいい状態に身体を保つために、生活習慣や食事の指導もご希望の方にさせていただいています。
特に胃酸過多症は食事の影響を受けやすいため、東洋医学に基づく食養生を合わせて取り入れると効果的です。
胃の不快感は東洋医学で早期改善を!
薬は効果が期待できる分、副作用のリスクというデメリットもあります。
安全、安心に胃酸過多症の症状を改善するなら、東洋医学を用いた鍼灸施術がおすすめです。原因を根本から解消し、元気な胃の状態を取り戻しましょう!