- 「いつも気持ちが晴れない…」
- 「何ごとにも興味がわかない…」
- 「頭が働かず、集中できない…」
誰でも落ち込むことはありますよね。けれど、こういった気持ちが数日経っても消えない場合、「うつ病」が疑われるかも知れません。
うつ病の治療といえば主に投薬ですが、これにより頭痛や吐き気などの副作用、また睡眠障害や不眠に悩まされている方は少なくありません。
そこでオススメしたいのが、薬に一切頼らない東洋医学の鍼灸です。本記事では、東洋医学がうつ病を
- どのように捉え
- どう改善していくのか?
についてプロの鍼灸師の立場から詳しく解説しています。
うつ病を克服するためのもう一つの選択肢として、ぜひ参考にしていただければと思います。
うつ病の症状
WHO(世界保健機構)はうつ病に悩む患者の数は、全世界で3億人を超えていると発表しています。
うつ病は精神的、肉体的な症状が頻発し、これが長期間続くことが特徴です。
主な症状は次のとおりです。
精神的な症状
- 意欲的になれない
- 心から喜べない
- 気持ちが晴れない
- 不安感、憂鬱感がある
ストレスや感情を抑え込んでしまうことが発生要因としてよく挙げられます。
精神的な症状が重度化すると、自殺願望があらわれる場合もあります。
肉体的な症状
- 肩こり
- 腰痛
- 頭痛
- 眼精疲労
- 倦怠感
- 花粉症や鼻炎
- 生理不順
- 皮膚の疾患
- 喘息
- 円形脱毛症
- 末端冷え性
- 子宮筋腫
たくさんの症状がありますが、これは一例に過ぎません。
病院(西洋医学)では精神的な症状ばかりに着目しますが、実際には心とからだの両方に症状が出ていることがほとんどなのです。
うつ病は心の病?
こんなことがよく聞かれます。「うつ病は心の病…」しかし本当にそうでしょうか?
もともと現代医学は、からだと精神(心)は別々のものとして扱ってきた医学です。
そのため、
- 胃の症状なら「胃腸科」
- 頭が痛ければ「脳神経外科」
といった具合に、それぞれ別々の科で症状を診てきました。
数十年前にハンスセリエというカナダの医師がストレス理論を発表したことで、ようやくからだと精神の関係性が認められましたが、これもまだ100年も経っていない話です。
薬のリスク
精神がからだに影響を及ぼすことを認めた現代医学ですが、その治療法は相変わらず投薬など内科的な処置ばかりです。
うつの症状に用いられる、向精神薬や睡眠薬は依存性が高く、耐性ができてしまうことも心配されます。
またSSRI(セロトニン再取込阻害薬)という薬には、頭痛や下痢、嘔吐などの強い副作用があります。症状を抑えるための投薬がかえって、うつ病を悪化させることも珍しくありません。
うつ病が心の病であるなら、心療内科や精神科で処方される薬でもっと患者の数は減っているでしょう。しかし現実はそうではなく、いまだ多くの方がうつ症状に悩まされています。うつは心だけの問題ではないのです。
東洋医学の捉え方
元来、東洋医学はからだと精神は密接していると唱えてきました。
東洋医学はうつ病の方が持つからだの症状を見逃しません。それは、うつ症状を含むからだの不調はすべて弱った器官からの「SOS」だからです。
人のからだには「気・血・水」が通っています。
- 生命活動の源になる「気」
- 栄養を全身に送る「血」
- 血の原料となり気の循環にかかわる「水」
この中の「気」と「血」が循環不良を起こし、不調をきたすことを東洋医学では「不通即痛」といいます。
心因性ばかりを疑っていても、うつ病は改善することはできません。うつ症状と同時にあらわれている症状をたどり、弱った器官を助けることで「気・血・水」の流れが正常化します。
うつ病を本気で克服するには、向精神薬などの薬に頼らず、からだの中から改善してい必要があるのです。
うつ病は秋に多い
秋から冬にかけて、気持ちが落ち込む人や、うつ症状を訴える人が増えてきます。
「冬季性うつ病」や「季節性うつ病」と呼ばれるこの症状、これは季節と人体が密接に関係していることを証明しています。
五臓六腑について
東洋医学には「五臓六腑」という捉え方があります。
- 肝臓の「肝」
- 心臓の「心」
- 胃腸系の「脾」
- 肺・呼吸器系の「肺」
- 腎臓系の「腎」
五臓にはそれぞれつかさどる器官があり、人の性格もこれに大きく関係しています。
とりわけ五臓六腑の中でも、秋から冬にかけて体調を崩したり、うつ病になる人は「肺」の症状が起きやすい人です。その理由は気候の変化や寒さの影響で、からだの機能や免疫が下がるためです。
肺の機能が低下するとうつ症状のほかにも
- 喘息などの呼吸器系トラブル
- 便秘、下痢など大腸のトラブル
- 鼻炎などのアレルギー症状
- 乾燥肌
- 手足の冷え
- 頭痛
などがあらわれます。
このような症状も東洋医学なら、肺の機能を高めることでまとめて改善することが可能です。
東洋はり灸院の4つの特徴
東洋医学の理念に沿った東洋はり灸院の鍼灸は、うつ病の症状に高い効果を発揮します。
その理由を4つのポイントに分けて、簡単にご説明いたします。
1.確立されたカウンセリング
東洋はり灸院では、東洋医学が長い歴史の中で確立した「四診法(ししんほう)」と呼ぶカウンセリング術を用いて原因診断をおこなっています。
- 視覚的に病態をみる「望診」
- 聴覚、嗅覚を通じて病態をみる「聞診」
- 問いかけにより状態を知る「問診」
- お腹や脈に触れて状態を知る「切診」
あらゆる角度から病態をみる四診法なら、うつ病の引き金となっている原因を見つけることができます。
2.東洋医学に特化した鍼灸
からだには20本以上の経絡(けいらく)と呼ばれる「気・血・水」の通り路があります。この経絡の随所にある経穴(ツボ)に灸や鍼をするのが鍼灸です。
東洋はり灸院は、この経絡と経穴を高いレベルで扱う「経絡治療」を習得している数少ない鍼灸院です。一般的な鍼灸院にはない本物の鍼灸施術を、東洋はり鍼灸院にて体感してみてください。
3.痛くない鍼と熱くないお灸
また鍼灸といっても、苦痛にならない「心地よい鍼灸施術」を心がけています。
- 髪の毛よりも細い(12~0.20mm)の極細の「鍼(はり)」
- 痕が残らずポカポカと気持ちよい温かさの「お灸」
東洋はり灸院で、ぜひ心地よい時間をお過ごしください。
4.国分寺駅徒歩2分!通いやすい鍼灸院
人間が本来持つ免疫力、自然治癒力を引き出す鍼灸はその効果を時間するのに多少の期間を要します。
そこで東洋はり灸院は通いやすさを最優先に考え、都内に施術院を構えております。アクセスのよい立地、着替えも無料で貸し出していますので手ぶらでお越しいただけます。
薬に頼らない本当の健康を!
うつ病の症状は目にみえないため、家族や周囲からの理解が乏しくどうしても一人で悩みがちです。
「うつ症状、いつまで続くのだろう…」そんな不安が大きくなる前にぜひ東洋はり灸院にご相談ください。
東洋はり灸院なら、辛いうつ症状はもちろん、からだのあらゆるトラブルに対応しております。
薬に頼らない東洋医学の鍼灸で、ぜひあなたも本当の健康を手に入れてください。