- 「気分が落ち込み育児や生活に支障が出る」
- 「子育てにやる気や喜びを感じられない」
- 「食欲不振や寝不足が続いている」
このような症状が現れた場合、産後うつになってしまっている可能性があります
出産は女性にとって喜ばしいことである反面、体や心が大きく変化する不安定な時期です。しかし産後は育児に追われて誰にも相談できず、ひとりで抱え込んでしまう人が多いのも現状です。
実はあまり知られてはいませんが、産後うつには東洋医学の施術が非常に有効となります。
今回は東洋医学の視点から産後うつについて詳しく解説していきますので、産後うつでお悩みの方はぜひ参考になさってください。
産後うつって何?
産後うつの多くは出産から2週間〜4ヶ月頃に発症します。
産後うつは多様な要因が関連していますが、中でも慣れない育児による心身の疲れや睡眠不足が多く挙げられます。
産後は髪が抜けたり、母乳により血液が消費されたり、何より気が消耗して育児疲れが起きやすくなります。つまり産後は生命力が落ちている状態となり、これが産後うつを招く大きなきっかけとなるのです。
産後うつとマタニティブルーズの違い
産後うつとよく間違われるのが、マタニティブルーズです。
マタニティブルーズは産後3〜5日頃に多く発症し、気分の落ち込みやイライラ、不安感や涙もろくなるなどの症状が見られます。これは出産による急激なホルモンの変化が主な原因で、症状は2週間程度でいつのまにか改善されることがほとんどです。
マタニティブルーズは一過性のものですが、2週間以上続いたら産後うつの可能性が高くなります。精神的なものだからと放っておかず、不調に気づいたら早めの対処が必要です。
薬は生命力を落とす要因に
気分の落ち込みや不安感を解消させるために、抗うつ剤などの精神薬の処方を希望される方がいらっしゃいます。しかし産後の生命力の落ちた状態でこのような薬を服用すると、余計に生命力を落とす結果になりかねません。
薬は本来、石油の副産物でできているため、身体に入れること自体が少なからず毒となります。それに薬は一時的に気分を落ち着かせるだけで、産後うつの根本的な改善にはならないのです。
薬に頼らず副作用の心配もなく産後うつを改善させたいなら、東洋医学の施術を検討してみましょう。
東洋医学で産後うつの弱った状態を整える
東洋医学の考え方として、身体は常に変化していて自然治癒力によりバランスをとりながら健康を保っているというものがあります。これを産後うつに当てはめると、産後うつは生命力が低下して気や血の流れが停滞している状態のため、それらを活性化させる施術が必要です。
また、東洋医学には身体のしくみを考えるうえで欠かせない「気・血・水」という概念もあります。気はその中でも特に重要で、生命活動の根源となるエネルギーを示しています。
東洋医学はこの気や血の通り道である経絡に刺激を与え、その経路がつながっている内臓を活性化させることで不調を改善させていきます。
常に心と身体を一体に捉えて施術を行うため、精神面の不調から頭痛や肩こり、食欲不振や不眠などの肉体面の不調も合わせて改善できるのが東洋医学なのです。
東洋はり灸院の施術
当店は「気・血・水」の巡りを整える施術として、経絡治療を行っています。これは鍼とお灸を使って体表部にある経穴(ツボ)に働きかけることで、特定の臓腑に刺激を与えて不調を改善させる施術です。
当店の鍼灸施術は、初めての方や他店で鍼灸に怖いイメージを持たれた方にもおすすめしています。なぜなら当店の鍼灸は「痛くない」「熱くない」施術で定評があるからです。
鍼はステンレス製の鍼をはじめ、極細の銀製の鍼を、お灸は国産の不純物の一切混じっていないもぐさを手びねりしたこだわりの最高級品を使用しています。鍼は使い捨てなので、衛生面的にも安心です。
人体に優しく負担のかからない鍼灸施術で、リラックスしながら症状の改善を目指しましょう。
産後うつは薬に頼らず安心な東洋医学に相談を!
育児や家事に追われ、産後うつはひとりで抱え込んでしまう方が多くいらっしゃいます。そんなときは、どんな些細なことでもぜひ、当店へお気軽にご相談ください。
東洋医学に基づいた鍼灸施術で、心も身体も楽になりましょう!