手根管症候群の鍼灸施術について

手根管症候群

手の痺れや痛みでお困りではないですか?

  • 朝、手が痺れて目が覚める
  • 洋服のボタンをうまくかけることができない
  • 小さなものを上手に掴めない

このような症状を抱えて病院や整形外科を受診すると「手根管症候群」と診断されることがあります。

手根管症候群は、同じ関節系トラブルの腱鞘炎やテニス肘(上腕骨外側上顆炎)に比べると、あまり聞いたことがないかも病名かも知れません。ですが、多くの方が手根管症候群の治療のため整形外科に通い、投薬治療や手術などをおこなっています。

生活の中で、大きな役割を担っている手や指先が痺れて使えなくなることは非常に深刻であり、日常生活の大きな障害となります。

そこで今回は、この手根管症候群の症状や治療法について紹介していきます。

手根管症候群の症状

手

手根管症候群は「正中神経麻痺」とも呼ばれる手の疾患です。

親指から薬指にかけて痛みや痺れがでる手根管症候群は、夜中から明け方にかけて症状がでることが特徴です。また、手を振ると症状が一時的に和らぐことも手根管症候群の特徴の一つです。

主に20~50代で発症する手根管症候群は、痺れなど軽い症状からはじまり、重度なものになると親指の筋肉(母指球)が衰えて、ものを掴めなくなったり、ペンも上手に持てなくなったりします。

また片方の手に発症した手根管症候群の症状をかばうため、反対側の手も同様に発症してしまうケースもあります。

手根管症候群は頻繁に使用する手や指先に発症するため、自然回復する可能性は低く、何らかの治療が必要になってきます。

手首の構造

手首

手首の中には「手根管」と呼ばれるパイプ状の器官が存在し、手根管の中には9本の靭帯と正中神経が通っています。

正中神経は、

  • 親指
  • 人差し指
  • 中指
  • 薬指

の動きをつかさどる4本の神経が1本にまとまり、構成された神経です。

手根管症候群は何らかの原因でこの正中神経を圧迫し、痛みや痺れを感じます。

手根管症候群の主な原因

女性

一般的に手根管症候群の原因には次のようなものがあります。

  • 日常動作で手を酷使したため
  • 妊娠、出産や更年期などホルモンバランスが関係したもの
  • 手首の骨折など外科的な所見のもの
  • 人工透析や関節リウマチの影響によるもの

しかし、これらは現代医学が導き出した「推測」に過ぎず、手根管症候群の直接的な原因であると立証されている訳ではありません。

つまり現代医学において手根管症候群は原因不明の症状と言えるのです。

検査と症状は一致しない?

検査

整形外科学会は、各種検査(レントゲン、MRIなど)をした人の8割は「医学的な所見と訴える症状が一致しない」と発表しています。[脚注1]

つまり、手根管症候群の原因を検査で見つけることができないまま、治療を開始するケースが全体の8割以上だということです。

これはレントゲンやMRIなど静的な検査をおこなう西洋医学では仕方のないことかもしれません。

東洋医学と西洋医学の違い

経絡イラスト

東洋医学の視点は全く違います。

「木を見て森を見ない(西洋医学) 森を見て木を治す(東洋医学)」

これは西洋医学と東洋医学の違いを表現した言葉です。

手根管症候群の症状(痺れや痛み)から原因を探す西洋医学に対して、東洋医学は「原因を探り、症状に辿り着く」医学なのです。

不通即痛(ふつうそくつう)

東洋医学には「不通即痛」という言葉があります。

痛みはからだの不調のサインであり、気血の巡りが悪くなっていることをあらわしています。

手根管症候群に関しても同じ捉え方です。体の機能を高めて気血の巡りを改善すれば、手の痛みや痺れは自然と和らいでいくのです。

東洋はり灸院の3つの特徴

ここからは当院の鍼灸についてお話します。

1.東洋医学に特化した鍼灸院

東洋医学は中国にて4000年、日本においても1400年の歴史を誇る伝統医療です。

また、東洋医学の鍼灸は適応範囲が広く、即効性があることが特徴で、2018年にはWHOにも認められました。

東洋はり灸院はそんな東洋医学の鍼灸に特化した施術院です。

業界の中でも習得が難解とされる最高峰の鍼灸技術、「経絡治療」を用いる東洋はり灸院なら、手根管症候群のつらい症状も快方に向かいます。

2.からだ全体を包括的にみます

手根管症候群で鍼灸をおこなう施術院は東洋はり灸院以外にも多々あるでしょう。

しかし、場所によっては痛みが出ている手の周辺だけに鍼(はり)を打ち、お終いになってしまうケースもあります。これでは東洋医学の理念から外れた施療となり、本来の効果が得られません。

東洋はり灸院はからだ全体を包括的にみて、アプローチをおこなうため非常に有効です。そのため、早い方で3~5回ほどの施術で効果を実感し、6~12回ほどで大きな変化を感じることができるでしょう。

もちろん人によって個人差はございますが、一つの目安としてお考えください。

3.東洋医学には副作用のリスクがない

東洋医学

日々進歩していても“絶対”という言葉がないのが現代医学です。手根管症候群の治療に使用されるステロイド注射には副作用のリスクがあり、手術にしても必ず成功するという保証はありません。

一方、東洋はり灸院の鍼灸には体へのリスクもほとんどありません。投薬のような即効性はありませんが、着実の症状を改善さけると確信しております。

痛みや痺れのない快適な生活を!

ハンド

手根管症候群は若い人や病歴が浅い人ほど、早期の施術で高い効果が期待できます。だからこそ一日でも早く東洋医学による鍼灸を受けていただきたいと思っています。

東洋医学は疾病のからだを傷つけずに症状を和らげる「保存療法のスペシャリスト」です。

東洋はり灸院で総合的な治療をおこなえば、手根管症候群の症状はもちろん、併発しているからだの不調もまとめて良い方向へ向かいます。

痛みや痺れのない快適な生活を取り戻すためにも、ぜひ一度東洋はり灸院をお訪ねください。

プロの鍼灸師たちが全力で施術をさせていただきます。

 

■脚注1(参考サイト)

約85%は原因不明といわれる腰痛(痛みのメカニズムと最新治療)

AKA-博田法と画像診断