
体調不良が続くのに病院で原因不明と言われたり、薬を飲んでも改善しなかったり…。東洋医学では、病気の根源を血液の汚れに求めます。そして、この血液を浄化するために最も重要な時間帯があることをご存知でしょうか?
今回は、「万病一源、血液の汚れから生ず」という東洋医学の教えと、それを実践するために欠かせない肝臓のゴールデンタイムについて解説します。
【動画解説】全ての病は血液の汚れから起こる
万病は血液の汚れから
約2000〜3000年前の東洋医学の古典には「万病一源、血液の汚れから生ず」という言葉があります。これは「全ての病気は血液の汚れから発生する」という意味です。日々の臨床においても、この理論が多くの病気や不調に当てはまることを実感します。
血液が汚れている状態は、車に汚れたガソリンを入れ続けるようなもの。どんなに高性能な車でも、汚れたガソリンでは本来の力を発揮できず、やがて故障してしまいます。私たちの体も同じで、血液が汚れていれば、細胞や臓器に十分な栄養や酸素が届かず、機能が低下し、最終的に様々な病気を発症してしまうのです。
なぜ現代医学では血液の汚れにアプローチしにくいのか
病院などの現代医学は、体を部品として捉え、壊れたパーツを修理することに長けています。しかし、血液の質や汚れといった概念は、現代医学の検査では捉えにくく、治療の対象となりにくいのが現状です。
そのため、血液の汚れが根本原因である病気に対しては、いくら部品を修理しても症状が再発したり、別の病気が現れたりすることが少なくありません。これが、多くの病気が対症療法にとどまってしまう理由です。
さらに、現代社会では加工食品、添加物、農薬、汚染された空気や水など、体に有害なものが溢れています。そして、残念ながら病院で処方される薬の多くも、体内で化学物質として血液を汚す原因となりえます。
薬は石油から作られた化学物質であり、本来自然界にないものを体に入れることは、血液を汚し、別の病気を誘発するリスクを高めます。薬の長期服用が、高血圧から認知症や脳血管障害、心疾患へと繋がっていくのは、血液の汚れが引き起こす悪循環とも言えるでしょう。
血液を浄化する肝臓のゴールデンタイム
東洋医学では、血液を浄化するために最も重要な時間帯があります。それは、夜中の午前1時から午前3時。この時間は、東洋医学でいう肝(かん)が最も活発に働く「肝臓のゴールデンタイム」とされています(東洋医学の「肝」は西洋医学の肝臓とは概念が異なりますが、血液の浄化機能において共通点があります)。
私たちは寝ている間に充電をするように、体が休息モードに入ります。この時、体全体の血液の約3分の2が肝臓に蓄えられ、そこで徹底的にデトックスされ、きれいな血液へと浄化されます。そして、朝目覚める頃には、そのきれいな血液が全身に巡り、活動のエネルギーとなるのです。
しかし、この肝臓のゴールデンタイム(午前1時~3時)に熟睡できていないと、血液の浄化が十分に行われません。汚れた血液のまま翌日を迎えることになり、それが疲労、老化、そして様々な病気の原因となるのです。
肝の働きが弱ると現れる3つのサイン
- 怒りっぽくなる
- 爪がもろくなる
- 血液の循環が悪くなり肩や腰など筋肉に痛みが出やすくなる
上記の症状がある方は、肝の働きが弱っているサインかもしれません。できるだけ早めに布団に入り、午前1時〜3時の間に熟睡できるよう心がけましょう。
薬に頼らない体づくりを
病院は緊急時や検査、外科的処置などにおいて非常に重要ですが、慢性病や体質改善においては東洋医学の力が大きな助けとなります。私たち自身が知識を持ち、薬に頼らずに病気を治すための道を探すことが、医療産業の餌食にならず、真の健康を手に入れるために不可欠です。
東洋医学は、何千年もかけて培われた血液の汚れという視点から、あなたの体を根本から変えていくことを目指します。ぜひ、ご自身の健康を見つめ直し、この東洋医学の知恵を取り入れてみてください。