どうすれば身体の機能を高めて病気を予防できるか?

病気を予防するには

今回は「どうすれば身体の機能を高めて、病気を予防できるか」についてご紹介していきます。

病気になる要因には、次の3つがあります。

  1. 外から入ってくる「外因」
  2. 身体の内から起こる「内因」
  3. そしてそれ以外の「不内外因」

本記事では3つの要因に対して身体のバリアを強くし、病気にかかりにくくする食事法についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。

食事は身体の源

いただきます

身体のバリアを強くする方法は色々とありますが、まず気をつけていただきたいのが食事です。

食事は身体にエネルギーを補給し、身体を作る源になります。毎日口にする食材から人の身体は作られているので、食事をしっかり摂ることは非常に重要です。

食べ物には身体を温めたり、逆に冷ましたり、バリアを高めたり、身体の流れ、エネルギーをめぐらせたりと、それぞれ大切な役割があります。

本来はそれらをバランスよく摂ることが好ましいですが、現在自分の身体がどうなっているか把握したり、食材と健康に関する知識も必要となるため、いきなり実践するのは難しく感じられるかもしれません。

そこで、こちらでは基本的かつすべての人が簡単におこなえる食事法をご紹介していきます。

変えるべき食材

砂糖

毎日の食事の中でできるだけ控えた方が良い食材があります。そういった食材をできるだけ摂らないようにすると、一番早く健康につながるとされているため、知識だけでも持っておくとよいでしょう。

  • 白砂糖
  • 化学調味料
  • 化学薬品
  • 食品添加物

まずはこれらの食材はできるだけ摂らないようにしてください。

日頃から摂らないように気をつけていると、身体の働きを上げることまでは難しいかもしれませんが、下げることはありません。

東洋医学では、「食べ物から栄養を摂る」という考えがありますが、具体的には自然のエネルギーを食べ物から身体に取り入れるという考え方です。つまり、たんぱく質、脂質、糖質、ビタミンなど食べ物に含まれている栄養分を摂取するという考え方とは少し違います。

特に野菜やきのこには大地のエネルギーが豊富に含まれているため、積極的に摂取することでエネルギーが身体に入り、元気にしてくれると言われています。できるだけ毎日の食卓にエネルギーたっぷりの野菜、きのこを多く取り入れてみてくださいね。

将来の健康のために

野菜

冒頭でもご紹介したとおり、外から入ってくる病、内から起こる病、それ以外が原因で起こる病を防ぐためには免疫力やバリアを高めることが非常に大切です。

繰り返しの内容になりますが、身体本来が持つバリア機能を高めるためには食事内容が非常に重要で、食品添加物、化学調味料、白砂糖などをできるだけ避けるようにしてください。その代わり、自然のエネルギーがたっぷりと含まれた食材を積極的に摂ることが健康につながります。

しかし、私が「今、言ったことをすべてやってくださいね」「分かりました、やります」と言っていただき、実際に実践したとしましょう。実践したのは良いけれど、たった1週間しか続かなければ意味がなく、一番もったいないです。「やったことが無駄になってしまう」とまでは言いませんが、短期間でやめてしまうと正直あまり意味がないでしょう。

最初から完璧に実践するのは難しいと思いますので、今回お伝えしたことをすべて実践できなくても大丈夫です。自分の中で「これならできる」という範囲で結構ですので、ぜひ実践してみてくださいね。

一番大切なのは「継続すること」なので、できる範囲を続けて実践していただくのがもっとも効果的です。長い人生で自分のできることをできる限り実践していくことで「今」はもちろん、「将来」の健康にもつながります。

たとえば、今から10年、20年先に病気をしてしまい好きなものが食べられない、好きなことができないといった状況になってしまうのは悲しいですよね。そうならないためにも今から健康を意識することが非常に大切なのです。

逆に、将来は今からでも十分に変えられるので、できる範囲で私たちと一緒に頑張っていきましょう。

【動画】最強のアンチエイジング【東洋医学による健康法】

併せてこちらの統括院長解説の動画も、ぜひご覧ください。

食事と向き合って将来を健康に過ごそう

私たちの身体を作る食べ物の中でも特に野菜やきのこには大地のエネルギーがたっぷり含まれています。逆に、食品添加物、化学調味料、白砂糖は身体の免疫力やバリア機能を低下させてしまうため、できるだけ摂らないのが好ましいとされています。

将来も健康でいるために、できる範囲で健康を維持する方法を実践してみてくださいね。

中澤先生