足湯でホルモン分泌と冷え対策を!

足湯

冬は「閉蔵」と言って、気血は深く隠れ、筋肉は硬くなります。

日本の冬は寒さが厳しく、乾燥もしやすいですね。特に寒さは大きなストレスになります。寒い時は体温を上げなくてはならないので、心臓にかかる負担も大きくなります。

こんな時は足湯がオススメです。足湯は入浴よりも長い時間入っていられるので、足元からゆっくりと気血を循環させることができます。

冬の季節、女性は生理の早まりや遅れ、痛みなどで女性ホルモンの分泌の乱れを感じるかもしれません。足湯でよい睡眠をとって、身体を整えましょう。

足湯をするタイミング

足湯

就寝2時間前がオススメです。気血の循環が活性化すると、直後は入眠しずらくなります。

足湯後2時間経つと循環の勢いが落ち着き、心地よいリラックスタイムに入ります。そして、元気と体内の水分とホルモン分泌が調節されます。

足湯の方法

足湯

  1. 洗面器、バケツに40〜42度ぐらいの高めの温度の湯をはる
  2. 10〜15分程度足をひたす
  3. ぬるくなったら湯を追加する

くるぶしの上ぐらいまで湯にひたすと足から全身の血行が良くなったのを感じると思います。

足湯後はすぐに靴下をはいてせっかく温めた足を冷やさないように気をつけましょう。

足湯の特徴

ホット

服をきたままでもお風呂と同じぐらい温まります。

病中病後でお風呂に入れないけれど身体を温めたいときや冷えを感じたときに、服を着たままでも手軽にできます。全身浴に比べて心臓にも負担がかかりません。

精油や塩を入れてリラックス&血行促進

アロマテラピー

リラックス効果を高めるなら、アロマテラピーの精油を2、3滴たらしてみましょう。好みの香りでも良いですし、冷えや不眠、生理痛など自分の抱える不調を改善してくれる精油をプラスしてもいいですね。

オススメの精油

①ローズマリー清涼感のあるハーブ系の香り利尿、血行促進、発汗によるデトックス効果、集中力、記憶力も高まる
②ラベンダーやさしいフローラル系の香りリラックス、不眠、自律神経の調節
③ゼラニウム甘いハーブ系の香り情緒不安定、更年期障害、生理トラブル
④ジャスミンエキゾチックで濃厚な甘い香り不安や混乱状態の解消、マタニティブルーにも

他にもたくさん種類があります。気になる効果や香りは実際に販売店などで試してみてください。

おわりに

温かい

冬の季節になるといつも以上に冷えを感じている方が多いと思います。

冷え性の人が寒冷刺激を受けた時に冷えを感じている部位の血流量は減少し、実際に皮膚の温度の低下が認められるという報告もあります。

足湯は手軽にできるセルフケアです。

是非生活に取り入れて冬を乗り越えましょう、クーラーで冷える夏など冬以外の季節でも効果的ですよ。