妊活をしている方で
- 「クリニックに通いたいけど、どこに行ったらいいのかわからない。」
- 「現在通っているクリニックでなかなか成果がでない。」
など病院選びで悩んでいる方のために、今日は私が思う不妊クリニックの選び方についてお話させていただきます。
不妊クリニック選びの基本 4つのポイント
①あなたがしたい治療法はなんですか?
不妊治療には、
- タイミング法
- 人工授精
- 体外受精
- 顕微授精
と治療法がいくつかあります。
クリニックによっては体外受精しか診てくれないところもあります。自分が受けたい治療を受けられる病院を選んでください。
②低刺激or高刺激
これは非常に重要なポイントです。
- ホルモン剤をあまり使わない病院を選ぶか?
- たくさん使う病院を選ぶか?
ここを間違うとなかなかよい成績が得られません。
決め手になるのは、生理3日目頃のホルモン値とAMH値です。
生理3日目頃に測るFSH(卵胞刺激ホルモン)は基準が約5~8(10以下)と言われています。これに当てはまる方は、低温期にホルモン剤を使うと複数個の卵胞が育ち、採卵では卵がいくつも採れるようになります。
しかし、FSH値が基準よりも高い方は卵巣年齢が高いことになります。また、AMHが極端に低い方も卵巣年齢が高い方になります。つまり、ホルモン剤で刺激をしても卵巣が反応出来ないため、卵が育たないばかりか薬によって身体に負担がかかります。
卵巣年齢が高い方は、低刺激の治療をしているクリニックを選ぶといいでしょう。
③通いやすさ
不妊治療をはじめると、生理周期に合わせて不定期に通院しなくてはならなくなります。身体の状態にもよりますが、とくに排卵日までは2日おきに通院なんてことも。
家や職場から近い場所にしておくと、ストレスなく通院できると思います。
④年齢や婚姻
あとは細かい点になりますが、年齢制限のあるクリニックや戸籍上の夫婦でないと治療をしてくれないところも多いです。
事前に問い合わせをして確認したり、初診時にしっかりと聞きましょう。
最後に
近頃は婦人科クリニックの他に不妊治療専門院もあり、クリニックによって治療法や受けられる検査や特徴はさまざまです。ご自身の現在の状況に合わせてクリニック選びをしてみてください。少しでも、早く皆様の妊娠が叶いますように!
何かわからないことなどあれば、東洋はり灸院にもお気軽にご相談ください。