鍼灸師として勤めていると「自宅でできることはありますか?」とよく聞かれます。
しかし、「ここにお灸はどうですか?」とオススメすると、家でお灸するのに抵抗がある人もいらっしゃいます。例えば、火を使うのに抵抗があったり、もぐさの燃やした匂いに抵抗がある方がいます。
今日はそういった方に向けて、自宅で簡単にできるお灸の代わりになるものをご紹介します。
お灸の効果
お灸には大きく2つの効果があります。
その1 温熱効果
1つは温熱効果です。お灸で温めることによって細胞の機能が上がり、免疫力も上がります。つまりお灸で温めることによって体の機能が上がることが期待できます。
その2 チネオール
2つ目はよもぎに入っている「チネオール」と呼ばれる成分の効果が期待できます。チネオールの効果は抗炎症で、ざっくりいうと痛みを取る効果があります。
今回ご紹介するお灸の代用品ではよもぎを使わないため、チネオールの効果の期待はできません。ですが、体の機能や免疫力を上げたりするのには使えると思いますのでご紹介します。
お灸の代わりに自宅で使えるもの
出典:Amazon
桐灰さんのへそきゅうです。この桐灰さんの「へそきゅう」は火も使わないので安全面としてもオススメです。
本来は電子レンジで温めてへそにおいて温める商品です。しかし私は首筋の大椎というツボを温めると風邪が引きにくい効果があるので、たまにお店でもつけています。
サイズもけっこう大きいのでおなかなどに当ててツボを狙うのもいいですし、腕に当てて腕のツボを狙うのもいいと思います。
おわりに
本日は自宅でお灸の代わりになるものとして「桐灰さんのへそきゅう」を紹介しました。
インターネットの通販でも購入できますので、ぜひ一度ご家庭でもお試し頂けたらと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。