中澤院長と石丸統括院長の対談

対談

意気込み

――2020年6月から国分寺院の責任者になられますが、その意気込みをぜひお聞かせください。

中澤 6月中旬から国分寺の鍼灸院で責任者として勤めることになりました。これまで町田院で鍼灸の施術を行い、実感してきたのは、本当に遠方からようやくここまでたどりついてきた方が多くおられるということ。北は北海道から南は沖縄まで、さまざまな施術院をへてここにたどりついたという方の姿が印象的でした。

石丸先生は、より広くいろいろな場所に店舗を構えることで、お客さまが通いやすい状態を作り上げることを重視しています。私も、国分寺店の責任者として、まずはしっかり地域に根づくこと、さらに東洋医学でお客さまのお困りごとを改善していきたいと考えています。

鍼灸師の仕事について

――実際に東洋医学専門の鍼灸を実践して3年たちました。もともとご自分が鍼灸師の仕事としてイメージしてきたものと、実際の仕事では何か違いがありましたか。

中澤 一般の方が鍼やお灸の施術にイメージするのは、首や肩の凝りや腰痛などの改善です。症状がある部位に直接鍼を刺して治していくとお考えの方が多くおられますが、本当の東洋医学を用いる施術は必ずしもそういったイメージと等しくありません。もちろん、首や肩の凝り・腰痛も改善しますが、実際に東洋医学に基づいた鍼灸の施術を行ってみて、内臓疾患への効果の大きさを実感しています。

西洋医学では難症状とされていたり、どんな薬を飲んでも治らないものでも、鍼とお灸でじっくり向かい合っていけば、根本改善に近い状態にまでたどりつける――これを実際に肌身で感じてきました。東洋医学を用いて、鍼・お灸の施術を行う大切さを、これまでの施術を通して教えていただきました。

メッセージ

――最後に一言お願いします。

中澤 東洋医学の基本的な考え方に基づいてしっかり身体の状態を確かめ、鍼灸の施術を行うことで、お困りの症状は改善されるはずです。症状にはさまざまな種類があり、程度も異なるとは思いますが、体調の悪さは人生の豊かさを損ないます。実り豊かな人生を送るためにもぜひ本物の鍼の施術を受けていただいき、生活の質を上げていただきたいと願っています。

対談動画

中澤院長との対談 – 撮影2020年7月