
- 「横になって眠ろうとすると腕がしびれる」
- 「朝起きた時はしびれるのに、動き出すと元に戻る」
とお悩みではありませんか。これらの症状は、なぜ起こるのでしょうか?
整形外科に行くと多くの場合、首の骨である頸椎の異常や胸郭出口症候群など神経・血管の圧迫を疑われます。しかし、首を引っ張っても改善しない、大学病院に行っても原因が特定できないといったケースも少なくありません。
そこで本記事では、西洋医学がこの症状を根本から改善できない理由をはじめ、東洋医学から見た本当の原因を解説します。
【動画解説】腕のしびれについて
※施術効果には個人差があります。
西洋医学の限界

整形外科では、腕のしびれの原因として頸椎ヘルニアや胸郭出口症候群といった物理的な圧迫を考えます。しかし、横になるとしびれ、起き上がると元に戻るという症状の場合、頸椎の異常である可能性は極めて低いと考えられます。
なぜなら寝ている時は頭の重みが首にかからないため、神経や動脈の圧迫は起きにくいからです。逆に起き上がって活動している時の方が、頭の重みが首にかかり、圧迫が生じやすいはずです。本来起こるべき症状が逆転しているということは、物理的な圧迫ではない原因が隠されていると考えられるでしょう。
実際ある方が以前、大学病院で肘のガングリオンが原因ではないかと診断されました。しかし、ガングリオンが原因であれば肘を動かすと症状が増減するはずですが、この方は静止している時にしびれ、動き出すと元に戻ると訴えていました。
このように、西洋医学では見える異常や物理的な圧迫という観点を持って診断するため、真の原因を見落とし、誤診につながるケースも少なくないのです。
東洋医学の答え

東洋医学ではこの症状をどのようにとらえるのでしょうか?
東洋医学の古典には「久しく臥せば肺を病む(ひさしくふせばはいをやむ)」という言葉があります。これは、長い時間横になって身体を動かさないと、五臓六腑の一つである肺の機能が弱るという意味です。
東洋医学における肺は西洋医学の肺とは異なり、呼吸器系全般、皮膚や体表のバリア機能、腕をめぐる気の流れにも深く関わると考えられています。
この言葉の通り、長く横になっていると肺の機能が弱り、腕への血液や気のめぐりが滞ります。その結果、腕がしびれてしまうのです。そして身体を動かしはじめると、全身の気のめぐりが活発になり、肺の機能も回復します。これにより、腕への血流が改善され、しびれがなくなると考えられます。
腕のしびれに隠された身体全体の不調

この方のケースでは、しびれの原因が肺の機能低下であると推測できました。さらに詳しくカウンセリングを行うと、以下のような複数の症状が見つかりました。
- 辛いものが好き
- 小児喘息の経験
- 風邪をひくと咳や喉の痛みがひどくなる
- 秋に症状が発症
- ニキビの跡や顔面けいれんがある
- 肝機能障害の指摘
東洋医学では肺が弱い人は辛いものが好きで、四季の中でも特に秋には肺が弱りやすくなると考えられています。ニキビの跡や顔面けいれん、健康診断による肝機能障害の私的は五臓六腑の相互作用からくる症状でしょう。
このように腕のしびれという一つの症状の背後には、さまざまな身体全体の不調が隠されていました。病院で症状に合わせたそれぞれの科を受診しても、これらのつながりは見えてきません。
東洋医学は森をみて木をなおすを基本としており、身体全体のバランスを整えることで根本原因にアプローチします。つまり肺の機能を高めるアプローチを行うことで、腕のしびれだけでなく他の症状も同時に改善していくことが期待できます。
病院でよくならない痛みは東洋医学専門の鍼灸院へ

もしあなたが病院に行っても腕のしびれが改善しない、原因不明と言われたという状況であれば、ぜひ東洋医学専門の鍼灸院に相談してみてください。東洋医学のプロは、画像や数値に頼るのではなく、あなたの体質や全身の状態をみて根本原因を特定します。
東洋医学が持つ数千年の知恵と経験をもってすれば、病院でお手上げとされた症状も、改善に導くことが可能です。ぜひ一度訪ねてみてください。






