- 「人に比べて汗が多い」
- 「じっとしているのに汗だくになってしまう」
- 「一度汗をかくとなかなか引かない」
上記のような悩みをお持ちの方は、多汗症の可能性があります。
重度の方だと、手や足に大量の汗が出て滑ったり、物を持つときや歩くときに支障が出てしまうこともあるようです。
多汗症の症状だけで病院に行く方は少ないかもしれませんが、運動したり辛い物を食べるなどしていないのに、汗がたくさん出る場合は注意が必要です。早めに専門家に相談しましょう。
本記事では、多汗症の症状について、東洋医学の話を交えながら詳しくご紹介します。
多汗症の症状について
多汗症とは、
- 体を動かした
- 気温の高い環境にいる
- 辛い物を食べた
などの生理的な理由がないのに、異常なほど大量の汗をかく状態です。
多汗症の種類
また、多汗症には2つの種類があります。
- 背中や足、おなかなど全身に大量の汗が出るケース
- 手のひらや足の裏、わきの下など特定の場所から大量の汗が出るケース
更年期障害などが原因で起こる、ほてりやのぼせなどを伴う首から上の大量の発汗とは全く別の症状です。
症状の度合い
症状の重さは大まかに3段階に分かれます。
① 軽度 | 汗で体は湿っているが、よく見ないと汗ばんでいるのが分からない |
② 中度 | 体の汗ばみがはっきり見える |
③ 重度 | 体に汗による水滴ができて、したたり落ちる |
重度の場合は、
- 書類が汗で濡れてしまい仕事に支障が出る
- 相手に嫌がられそうで握手ができない
- 裸足で床を歩くとペトペト音がして気になる
など、日常生活にも支障が出てしまいます。
多汗症の原因
西洋医学における多汗症の原因
西洋医学では、
- 甲状腺機能
- 自律神経の不調
- ストレス
などが原因とされるようです。しかし、施術を行っても改善せず、結局「原因不明」となるケースも多いです。
なぜなら、多汗症は「体質」が原因であることが多く、体の構造や血液の成分を診る病院の診察では原因を特定することができないからです。
東洋医学における多汗症の原因
東洋医学では、長年にわたり「汗かきの人」と「汗かきではないの人」の体質を比べ、すでに多汗症の原因を特定しています。
多汗症の原因は体が「陽虚(ようきょ)」という状態になっており、体の表面(陽)が体の内側(陰)に比べて弱い(虚)ことにあると考えています。
人間の体は60~80%は水分で占めており、体の表面が弱いと隙間がたくさんでき、そこから必要以上に水分が汗として出てしまうのです。
多汗症でお悩みなら「東洋医学」
西洋医学では原因不明の症状でも、東洋医学の鍼灸施術を受けることで良くなるケースは多いです。多汗症もその一つです。
では、なぜ東洋医学がオススメなのか、ご説明いたします。
西洋医学では多汗症は治らない?
西洋医学では、多汗症の場合、「甲状腺機能」や「自律神経の不調」に対して施術を行うケースが多いです。
しかし、多汗症の原因はあくまで「汗かきの体質」なので、これでは根本改善はできないでしょう。結局、原因不明とされてそのままになってしまいます。
東洋医学では「汗かきの体質」を改善する
東洋医学では、体を部分ではなく全体として捉え、体質変えることで根本的な改善を目指します。
多汗症の方の場合、喘息を持っているなど呼吸器が弱いことが多いです。その他にもぎっくり腰、円形成脱毛症といった不調を抱えている傾向があります。
そこで東洋医学では、鍼やお灸でツボを刺激し、体の機能を改善させます。全身の不調をやわらげ、「汗かきの体質」そのものを変えていくのです。
東洋はり灸院の鍼灸施術について
それではこれから、東洋はり灸院で行う鍼灸施術についてご紹介いたします。
1.「四診法」で体質を把握する
まずは「四診」と呼ばれる東洋医学独自のカウンセリング法で、お客様のからだ全体を見て体質を把握します。
四診とは、
- 視覚を通してチェックする「望診」
- 聴覚や嗅覚でチェックする「聞診」
- 問いかけと応答によりチェックする「問診」
- 脈や腹を診てチェックする「切診」
からなります。
同じ多汗症でも一人ひとりの体質は異なるもの。四診で得た情報をもとに、一人ひとりに合った施術をしていきます。
2.優しくツボを刺激して体質を改善
多汗症の場合、体の表面が弱い「陽虚(ようきょ)」を改善するツボに刺激します。また、「陽虚(ようきょ)」になりやすい方は、呼吸器やぎっくり腰などの不調を抱えていることも多いので、それらを改善するツボも使います。
- 「はりは痛そうで怖い…」
- 「お灸はヤケドしそう…」
というイメージもあるかもしれませんが、心配はいりません。
東洋はり灸院の鍼灸は、心地よさを感じながら受けられる「優しい施術」です。細くて痛みのない「鍼」や熱くならない「もぐさ」を使用し、国家資格を持つプロの鍼灸師が丁寧に施術します。
3.早ければ1回目の施術で変化を実感できる
多汗症の場合、個人差はありますが、若い方や症状の軽い方は1~2回の施術で変化を実感できるでしょう。年配の方や重度の方はやや時間がかかる場合はあるものの、病院で「原因不明」とされたケースでも多数改善していますので、ご安心ください。
また、多汗症だけではなく他の不調も一緒に改善していくので、「前よりずっと健康になった」という嬉しい声も他数いただいております。
多汗症に悩まされない快適な日々を
Q.足指間の汗による冷えに長年悩まされています
多汗症に悩まされない快適な日々を
- 「汗の不快感から解放された」
- 「汗がはじまっても、人目が気にならなくなった」
- 「堂々と握手ができる」
東洋はり灸院の施術で多汗症の悩みがなくなり、快適な日々を取り戻した方はたくさんいらっしゃいます。
東洋医学は、西洋医学では原因不明とされる慢性的な症状の改善は非常に得意です。今現在、多汗症でお悩みの方は、ぜひ一度私どもにご相談ください。