- 「下半身だけ太って見えてしまう」
- 「上半身と下半身のバランスが悪い」
- 「ダイエットをしても下半身だけが痩せられない」
- 「夕方になると足がむくんでツライ」
当店でも施術中にお客様からこのようなお悩みの相談を受けることがあります。
食事制限やジム通い、サプリなどさまざまなダイエットに挑戦しても、なかなか下半身だけ痩せてくれないとお困りの方も少なくありません。
しかし下半身が痩せにくいのには理由があり、その人に合わせたアプローチを行えばスッキリとした美脚を手に入れることも夢ではないのです。
今回は下半身だけ痩せない理由や対処法を、東洋医学的な観点からお話しさせていただきます。
下半身太りの3つのタイプ
下半身が太いといっても、太っている部位が同じとは限りません。まずは自分がどの下半身太りのタイプなのかをチェックしてみましょう。
- 下半身全体が太っている
- 膝から下が太っている
- ふくらはぎが他の部位より太い
1の場合は体脂肪の影響も大きいですが、2と3はむくみが特に関係されています。
もともと女性は下半身に脂肪がつきやすく、落ちにくい傾向にあります。さらに足がむくみやすいのも女性特有の特徴です。
脂肪は運動や筋肉を鍛えることで減らすことができますが、むくみはそうはいきません。むくみやすい人は、足首やふくらはぎが夕方になるとより一層ボテッとしたり、膝の皿が周りの脂肪に埋もれてくっきり出なかったりといった特徴があります。
下半身太りはこのむくみを解消することがとても効果的なのです。
下半身がむくんでしまう原因
結論からいうと、下半身のむくみは身体の水分が関係しています。なぜ水分かというと、むくみの一因はリンパ管を流れるリンパ液の流れが滞ることにあるからです。
そして下半身が太めの方は、気血の流れが悪いという共通点もあります。
通常、下半身に送られた血液はポンプのように心臓に戻ってきますが、気の巡りが悪いとこのポンプの力が弱くなって血液を戻す力が半減してしまいます。こうなると老廃物が下半身に溜まり、余分な水分を排出できなくなるため下半身が太くなってしまうのです。
東洋医学で下半身太りが改善する理由
東洋医学には身体のしくみを考えるうえで欠かせない概念である「気・血・水」という要素があります。これはむくみを改善するために重要な要素でもあり、気・血・水の働きは身体を巡ることで初めて機能するものです。
東洋医学では五臓六腑にアプローチをかけ、体内循環を整えることでむくみを改善へと導いていきます。
例えば朝から下半身のむくみを感じ、夕方になるとさらにむくみがひどくなる人は元々気が足りないタイプです。そういった方には気の巡りを改善する臓器へアプローチし、身体の巡りをよくしていきます。
気の巡りをよくさせる方法として運動をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、気の巡りが悪い人はエネルギーが不足しがちです。そんな中で運動をしてしまうと、逆に足腰の痛みを訴えたり頭痛や不眠になったりと弊害を生む結果になりかねません。
まずは人体に優しい東洋医学の施術で気を補うことから始めることをおすすめします。
東洋はり灸院の鍼灸施術
当店では気・血・水の巡りを整える施術として、経絡治療(けいらくちりょう)を行なっています。これは身体の巡りを整えるツボ(経穴)に鍼やお灸で刺激を与え、循環をよくする施術です。
むくみの改善は気の巡りがもっとも重要なため、気にいちばん関係が深いとされる肺のツボを中心にアプローチをかけていきます。
肺のツボでむくみの改善に適しているツボは、腕の内側にある孔最(こうさい)です。温めるのが有効なので、お灸で温めるのがおすすめです。セルフケアとして1日1回お灸をしてあげてもいいですね。
当店のお灸は国産の最高級品のもぐさを使用しているのでほんのり温かく、リラックスして施術が受けられると評判です。
下半身太りは気の巡りを整えて身体の内側からキレイに!
痩せたいのにどんなに頑張っても下半身だけ痩せられないのはツライですよね。脂肪吸引などのエステも、コストと時間がかかってなかなか手を出せない人も多いでしょう。
東洋医学なら即効性には劣りますが、着実に身体の内側からキレイにして無理なく健康的に下半身太りを解消することができます。もし下半身痩せのための方法をいろいろ試しても効果がないとお悩みの方は、ぜひ東洋医学の鍼灸施術を視野に入れてみてください。
当店のスタッフ一同、スリムな下半身を目指して全力でサポートさせていただきます!