あなたは知ってる?「砂糖の怖さ」

砂糖

こんにちは、国分寺院の川上です。

近年甘くて美味しいものがどんどんと増えてきましたね。しかし、それと同時に使われる砂糖の量もどんどん増えてしまっているのが今の現代社会です。

そこで、今日は砂糖のことや危険性について深くお話していきます。

1人当たり砂糖の平均摂取量

砂糖

ところで皆さん、お砂糖を1日どれくらい摂取しているか把握していますか?

ちなみに日本人の1日平均は角砂糖72個分。これは1ヶ月31日で計算すると2232個。さらに1年で数えると平均26280個分の角砂糖を毎年摂っていることになるんですね。これは数字にしたら恐ろしい量を摂取してることがわかると思います。

1日の砂糖の目安は25gと言われていて角砂糖で言うと約8個分になります。1日で目安の9倍平均で摂取していると考えられるので知らぬ間に体の中にたくさん砂糖が入っていることになりますね。

砂糖が多く含まれる「食品」「飲料」

コーラ

  • コカコーラ 「角砂糖 約17個」
  • ポカリスエット 「角砂糖 約10個」
  • 缶コーヒー 「角砂糖 約7個」
  • ショートケーキ 「角砂糖 約8個」
  • アイスクリーム 「角砂糖 約6個」

これに3食の食事も入るので、甘いものを取るとすぐに平均は超えてしまうので気をつけましょう。

なぜ白砂糖がそんなに悪いのか?

白砂糖

白砂糖が怖い理由は、主に以下の4つが挙げられます。

1.栄養素がない

白砂糖の製造過程では、他の砂糖に比べてショ糖といわれる甘味以外の成分をできる限り取り除いているので、栄養と言われるものはほぼ取り除かれています。

2.大量の化学薬品が使われている

白砂糖は活性炭や硫酸など使って、徹底的に甘い成分以外を抜いてるので、人の健康に害を及ぼしてしまいます。

3.中毒性がある

脳が砂糖を美味しいと感じて気分が高揚しますが、その後にだるさや眠気などを感じやすいため、また気持ちを高揚させたくて摂取してしまいます。なので、なかなかやめられないのです。

4.虫歯になりやすい

ショ糖を材料として歯の表面のエナメル質や中の象牙質といった「歯の性質」を破壊するものを口の中で産生してしまいます。なので口の中の洗浄が行き届いていないお子さんなどは特に注意が必要です。

どうしても砂糖をとりたい方へ

いちご

それでも「甘いもの好きでどうしてもやめられない!」という方は以下のものですと体の負担が少しは減るのでこちらに変えてみてください。

1.てんさい糖

カリウムや鉄など自然なミネラルが含まれながら「オリゴ糖」が含まれているため、腸内細菌を増やしたり腸を整える作用がある。

2.黒糖

白砂糖に比べて甘い成分(ショ糖)以外にミネラルなどが15%ほど含まれている。

3.きび糖

黒糖ほどではないがカリウムやカルシウムなどのミネラルも他の砂糖より多く含まれている。

まとめ

身近なものに白砂糖が多く使われている現代において体にとって1番大切なのが「砂糖を基本取らずに和食中心にして自然のものを摂ること」になります。

人間はそもそも自然の産物として生まれているので、その土地にあった食事するように心がけるだけでも生活の質はグッと上がります。ぜひ気をつけてみてくださいね。

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