不妊専門鍼灸について

国分寺の不妊鍼灸

東洋医学において「不妊」は、「不孕(ふよう)」という疾患として数千年前から認識されてきました。これは、鍼灸や漢方を用いて不妊治療を行ってきた東洋医学の長い歴史を示すものでもあります。

東洋はり灸院では、伝統的な東洋医学に基づいて不妊症でお悩みの方に鍼灸治療を施し、妊娠しにくい身体を妊娠しやすい身体へと導いてまいります。

妊娠中は、流産予防やつわり、不正出血、逆子、高血圧、血糖値の上昇、頭痛、腰痛といったさまざまな症状に対応していかねばならず、薬を飲むことはできません。

不妊鍼灸を施す際は、妊娠前から妊娠中、出産後のあらゆる症状に対応でき、服薬せずにすむ東洋医学一筋の鍼灸院をおすすめします!

不妊体質でも、ここなら子供が授かれます!相模原市にお住まいのY.H様(30代・女性 ・看護師)

※施術の効果には、個人差があります。

来店のきっかけ

業界的にも珍しく、医者と東洋医学が連携している

不妊以外の症状

肌荒れ、便秘、冷えなど

鍼灸施術を受けた感想

元気な赤ちゃんが生まれ、冷えや便秘も改善しました!

悩んでる方へメッセージ

全然痛くない鍼で安心でした。不妊で悩んでる方にはオススメで、間違いなく(赤ちゃんが)できます。

動画で解説!東洋医学による不妊改善法

統括院長が解説する「不妊症改善5つのポイント」 まずはこちらからご覧ください。

あなたは以下の項目・症状に、いくつ当てはまりますか?

  • 生理痛・生理不順・子宮筋腫・PMSなど、婦人科系の乱れがある
  • 頭痛・肩こり・腰痛・鼻炎・不眠症・喘息体質など、身体の不調がある
  • お腹を触ると冷たい
  • 低体温・冷え症・のぼせやすい
  • 足がむくみやすい
  • 風邪をひきやすい
  • 冷たいものを飲んだり食べたりするのが好き
  • お風呂に入らず、シャワーですませることが多い
  • 胃腸が弱い

これらの項目のうち、いくつが当てはまりましたか?

上記の項目に1つでも当てはまる方、現在不妊で悩んでいる方へ

カウンセリング

健康な男女であれば、妊娠は可能です。

あらゆる症状の施術を得意とする東洋はり灸院では、これらの症状を抱える不妊症に結びつきやすい身体を根本から改善し、妊娠しやすい身体へと変えていきます。

実際に、不妊治療を行う専門病院で鍼灸を取り入れる事例が増えるなど、不妊鍼灸によって妊娠率が高まることが認められつつあります。

中でも、自然妊娠を望んでいる方、病院で原因不明と診断された方、何度も人工授精・体外受精を受けたのに妊娠にいたらない方、流産を繰り返す方には、伝統的な東洋医学での鍼灸が有効です。

東洋はり灸院でもこれまでに多くの方が妊娠に成功し、不妊症の改善にもお力添えできることを実感しております。

東洋医学の観点から不妊症を捉えると・・・

東洋医学

東洋医学で伝統的に読み継がれてきた医学書『黄帝内経』には、「月事以時下、故有子」という一節があります。これは、「月経周期が整えば、生殖器系の子宮や卵巣などが正常な活動をはじめ、子宝に恵まれる」という意味。

つまり、不妊体質を改善するには月経の状態を調整すべしと説いているのです。ここでいう月経の状態とは、基本的な月経間隔・月経量・月経痛などです。

月経痛は生殖器に異常があるサイン。不妊症になりやすいのもそのためです。

東洋医学ではまず、月経痛のある女性に鍼灸を施し、月経痛がない体質にします。不妊体質を改善することで、妊娠できる身体をつくるのです。

東洋はり灸院での不妊専門鍼灸

鍼灸施術

東洋はり灸院でも、東洋医学に基づいた不妊鍼灸を行い、妊娠できる身体づくりを行っています。

東洋医学の立場から不妊体質の女性をみると、お一人おひとりの原因は異なります。東洋はり灸院では、不妊のお悩みを解決するために、お一人おひとりの原因にあわせて施術を施しています。

不妊症を治療する際に重要なのは、不妊症という病名ではなく、妊娠しにくい体質です。

健康で妊娠しやすい体質づくりのために、東洋はり灸院では、以下の3項目を重視した鍼灸施術を行っています。

 

1. 冷え症の徹底改善

冷え性

女性からの訴えが多い症状のひとつが、冷え症です。実は、女性特有の病気の原因が冷え性にあることも少なくありません。

西洋医学では冷え性を重視しませんが、東洋医学において冷え性は、不妊症を改善するための最重要項目のひとつでもあります。

東洋医学で問題視するのは、下腹部や腰部、臀部、足の冷えです。この部分が冷えているのは、生殖器系が充実していない証拠でもあり、妊娠しにくい状態だということです。

冷えの原因を東洋医学の言葉で表現すると、「気血の巡りが滞っている」ことにあります。つまり、血液の循環が乱れている状態です。
酸素や栄養を運ぶ血液の循環不良は、妊娠に必要な組織の機能低下を引き起こし、妊娠しにくい不妊体質の身体をつくりあげてしまうのです。

2. 内臓の血流改善

内臓

西洋医学ではまったく重視していませんが、内臓の冷えはとても大きな問題です。内臓の血液循環が悪ければ、子宮や卵巣といった生殖器系の血液循環も悪くなります。しかし、受精卵が着床して育つために絶対に必要なのが生殖器系の血液循環です。

内臓の冷えや血液循環を改善できるのは、伝統的な東洋医学を基にした鍼灸です。

3. 不調のない身体へ導く

女性

健康な男女であれば、妊娠するのは自然なことです。

しかし、不自然な環境の中で暮らし、偏った食生活をしている現代人は、身体に不調を抱えがちです。

伝統的な鍼灸は、そうした身体の不調を改善し、健康で高い生命力を持つ身体へと変えることができるのです。生命力が高まれば、妊娠しやすくなるのは言うまでもありません。

東洋はり灸院での不妊鍼灸の効果が期待できる方

  1. 黄体機能の不全といわれた方
  2. 低温期の体温が36.0℃以下の方
  3. 高温期の体温が36.5℃以下の方
  4. 生理痛がとても強い方や生理不順の方
  5. 様々な症状があり、普段から体調が悪い方
  6. 原因不明の不妊症の方
  7. 冷え症・手足のほてり・のぼせがある方
  8. 下腹部が硬い方
  9. お腹を触ると冷たさを感じる方
  10. 流産を繰り返す方
  11. 体外受精を何度か受けても着床しない方
  12. 西洋医学の薬で体調を壊した方
  13. 骨盤の歪み・開きがある方
  14. 自律神経失調症と診断されたことがある方
  15. 胃腸が弱い方

東洋はり灸院では必要に応じて東洋医学に基ずく食事指導もいたします

食材

「命(めい)は食にあり」と言います。これは、身体のすべてが食べ物によって作られるから。妊娠しやすい身体をつくるためにも、食事はとても重要です。

日本では、昭和22年ごろに子どもがどんどん生まれました。これは、貧しさが厳しい戦後の話です。当時に比べると生活水準が上がっているにもかかわらず、現代においては、不妊症で悩まれている方が増えています。先進国で不妊症の方が多い傾向があるのも、同様の問題でしょう。

貧しい時代や貧しい土地であればあるほど子どもが多く生まれ、贅沢でさまざまなものが食べられる時代や土地であればあるほど妊娠しにくくなっています。

これは、「生命力の髙い食べ物」と「栄養価が高い食べ物」とは異なるということです。

これを言い換えると、

  • 貧しい=粗食=生命力が高い食べ物
  • 贅沢=さまざまな国のさまざまな食べ物=栄養価は高いが生命力は低い食べ物

ということです。

東洋はり灸院では、現代栄養学ではなく、東洋医学の食養理論に力を入れております。ご希望の方には食事指導をさせていただきますのでご遠慮なくお申し出ください。

 

東洋医学の立場から考える不妊症の原因

東洋医学の立場から考える不妊症の原因や、東洋医学の考えについてより詳しく知りたいという方は、以下をご覧ください。

東洋医学が考える不妊症の体質とは?

東洋医学では、内臓を五臓六腑としてとらえます。

五臓にあたるのが肝・心・脾・肺・腎で、六腑にあたるのが胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦です。

五臓

この中で、月経・妊娠・着床・出産といった生理現象にかかわるのは、肝・腎・脾の3つ。

東洋医学では不妊症は「絶子」「不孕」と呼び、「腎の気」が減少することで引き起こされると考えます。

ここにさらに、次のような状態が合わさり、妊娠しにくくなるのです。

  • 肝欝(かんうつ):精神的なストレスで気が滞った状態
  • 瘀血(おけつ):悪い血が溜まり、血流障害が起きている状態
  • 血虚(けつきょ):健康な血液が少なくなってしまった状態
  • 痰湿(たんしつ):水分代謝が悪くなっている状態
  • 冷え:ものを凝滞させ妊娠への道を停滞させる

生命の根源である「腎の気」が不足すると、生殖機能の低下や妊娠・着床率の低下につながります。

また、この凝滞作用が血液循環を悪化させ、それにともなって内臓の動きも悪化し、不妊症の体質をつくってしまうのです。

「腎の気」を助けてくれる消化器系の臓器(脾・胃)が弱い方も、不妊になりやすく、体温の低下や身体のだるさ・軟便などの症状があります。また、任脈・衝脈という経絡を充実させにくくなると、低温期の延長につながります。

不妊症のタイプ

カウンセリング

腎虚証(じんきょしょう)

腎虚証は、生命力の根源が弱く、次の命をつくれない状態を指します。

腎虚証の方が訴える症状で特に多いのは、重い腰痛・足の冷え・低体温・髪の細さ・髪の少なさ・むくみやすさなどです。

肝虚証(かんきょしょう)

肝虚証は、血液が正常に働きにくかったり、血液を全身にくまなく送れなくなった状態を指します。

これが原因で、血液の汚れである瘀血ができやすくなり、不妊症の体質になるのです。

肝虚証の方が訴える症状で特に多いのは、巻き爪・生理痛・PMS・偏頭痛・感情の起伏の大きさ・睡眠障害・眼精疲労なです。

また、肝気は脾を犯す(肝気犯脾)ので、生命の根源である腎気が弱まり、不妊症になってしまうこともあります。

脾虚証(ひきょしょう)

脾虚証は、消化器系が弱くなり、正常な血液を作れない状態を指します。

正常な血液を作れないので、生殖器系への血液の循環も悪くなり、不妊症の体質になってしまうのです。

脾虚証の方が訴える症状で特に多いのは、身体のだるさ・胃弱・下痢気味・足のむくみ・身体のだるさ・冷え症なです。

氣虚証(ききょしょう)

気虚証は、身体のエネルギーが不足している状態を指します。

気虚証の方の訴える症状の中で特に多いのは低体温・寒がり・疲れやすさ・やる気のなさ・自律神経失調症・息切れ・風邪を引きやすいなどです。

血虚証(けっきょしょう)

血虚証は、肝・脾の機能の低下から引き起こされる、血が少ない状態です。

血の少なさから生殖器を正常に働かせられなくなり、不妊症の体質になってしまうというもの。

血虚証の方の訴える症状で特に多いのは、生理痛・生理不順・立ちくらみ・めまい・のぼせ・貧血・腰の冷えなどです。

氣血両虚証(きけつりょうきょ)

氣血両虚証は、血虚と気虚が同時に存在することで、気と血が不足している状態です。

氣血両虚証の方の特徴は、『肩こり・過少月経・生理痛・生理不順・乾燥肌・巻き爪・頭髪が抜けやすい・めまい・睡眠障害・立ちくらみ』等の症状がある方が多いです。 

不妊症で合わさっておきる症状

説明

肝鬱(かんうつ)

「肝鬱」は、日常のストレスなどで気血の循環異常が起こった状態を指します。

気血の正常な状態は、スムーズに流れていること。しかし、肝鬱の状態になると気血の流れが悪くなり、イライラ感・怒りっぽさ・頭痛・めまい・目の充血・抑うつ感・肋骨周辺の違和感・生理不順・肩こりなどの症状が現れます。

これらの症状の多くは身体の上部に現れ、睡眠の浅さ・よく夢を見るといった特徴もあります。東洋医学では、肝鬱の状態による不妊症を「肝鬱不孕」と呼びます。

肝鬱不孕の方が訴える代表的な症例が、月経不順。これは、月経量や月経の時期が月によって変動するなど、月経の状態が不安定な状態です。

痰湿(たんしつ)

「痰」は、体液の吸収や排泄障害が原因で出る余分な水のこと。さらに「湿」は、水気の停滞によっておこるものです。

痰は、湿が集まることで「痰湿」を形成します。

「痰湿」は、消化器系が弱っておこる「脾虚」によって発生しやすくなります。

これが気血の巡りを阻害し、鬱滞した状態を作るため、東洋医学でいうところの「痰湿鬱阻」になり、不妊の体質へと導いてしまうのです。

また、卵巣や子宮に栄養を供給する経絡(衝脈・任脈)の働きも、「痰湿」によって妨げられてしまい、子宮内膜が薄くなったり、卵巣機能が低下するといった問題が起こることに。これが、不妊の原因になります。

さらに、気血の巡りが妨げられた結果、栄養が全身にいきわたりにくくなり、体温が低下したり、冷え性になったりするのです。

痰湿鬱阻の方がよく訴える症状は、肥満体型・月経異常・無月経・めまい・息切れ・動機・胃腸障害・吐き気・腹部膨満感・消化不良・食欲不振・足のむくみなどです。

瘀血(おけつ)

「瘀血」は汚れて鬱滞している血液のことで、古血とも呼ばれています。

わかりやすく表現すれば、古くなってドロドロした状態の血液のこと。西洋医学で科学的に不妊治療を受けている場合、ホルモン剤の注射などが原因で「瘀血」の状態に陥りやすくなります。また、現代人の食生活の乱れなども「瘀血」の原因のひとつです。

「瘀血」の影響を大いに受ける臓器が、子宮と卵巣です。瘀血が溜まることで生理痛・生理不順・排卵障害などを引き起こしかねず、その結果、不妊症体質になってしまうのです。

寒邪実盛(かんじゃ)

「寒邪実盛」は、非常に寒い環境にさらされて身体の芯まで冷えてしまった状態を指します。もともとの代謝が悪く、身体内部が常に冷えている状態で、腹部に強い冷えを感じる・触ると冷たい・強い冷え性・夏でも冷えを感じるといった特徴があります。

また、生理周期は一定であるものの、生理期間・生理間隔が長かったり、身体の冷えによって生理痛が強くなるのも特徴です。月経前に下腹部や下半身に強い冷えを感じる方も多数おられます。さらに、冬場は足の冷たさで眠れないと訴える方が少なくありません。

「寒邪実盛」において、不妊症の原因となるのは、冷えによる「凝滞作用」です。

ものは、冷やされると硬くなります。次に動きが悪くなり、気血の巡りも悪くなります。

冷えによる気血の巡りの悪化が原因で、子宮や卵巣に血液が循環しなくなり、排卵障害・子宮内膜の厚み不足・卵子の空包化・着床障害・流産といった問題が生じてくるのです。

不妊鍼灸のQ&A(よくある質問)

質問への回答

不妊鍼灸をすると身体にどのような作用がありますか?

不妊鍼灸を行うことで妊娠率が16.2%向上したという報告があるほど、鍼灸は効果性があります。近年では不妊鍼灸が多くのメディアに取り上げられ、医療現場でも認められています。

不妊の原因として、女性では卵子の数や質の低下、低体温、着床障害などが挙げられます。男性の場合は精子の数や運動率、血液循環などが考えられるでしょう。

その他にも東洋医学では、「健康な男女の元に子どもは授かるもの」という考えがあります。つまり、先に挙げた原因以外にも重い生理痛や肩こり、不眠やぜんそくといった身体の不調もすべて不妊の原因のひとつと考えられるのです。

これらの不調を改善させることで、結果的に卵子の数が増えたり、質がよくなったりしていきます。不妊鍼灸はこうした身体全体の不調を総合的に改善させることで、不妊を解消へと導いていきます。

月経がとても不規則ですが、鍼灸でよくなりますか?

はい、そちらも適応範囲内です。

女性の施術者を指名できますか?

当店で不妊鍼灸を担当するのは、全員が国家資格を有したプロの鍼灸師です。鍼灸師は男女ともに在籍しているため、性別の希望がある場合はお選びいただけますのでご予約の際にお申し出ください。

女性スタッフ集合写真