統括院長の石丸です。
本日は、子宮内膜症についてお話します。
子宮内膜症について 解説動画
子宮内膜症とは
子宮内膜症というのは、子宮内膜組織が本来あるべき場所以外に存在し、増殖・進行する病気です。
しかし、病院(西洋医学)では原因不明です。そのため対症療法しかなく、
- 痛み止め
- ピル
- 手術
といった方法しかとれません。
東洋医学では子宮内膜症の原因はお血とされています。これは3000年前から変わらない理論です。つまり、3000年分の改善実績があるということです。
お血の症状
お血というのは車で例えると、ガソリンが汚れていたり、ガソリンがうまく循環していない状態です。人間の体の中で血が汚れていたり、血がしっかり回っていないということですね。
お血の方は以下のような様々な症状がでます。
精神的な症状
- イライラしやすい
- 怒りっぽい
- 気持ちが沈む
呼吸器の症状
- アレルギー体質
- 喘息
- 副鼻腔炎
- アレルギー性鼻炎
- 花粉症
皮膚症状
- シミができやすい
- シミが増えた
- あかぎれ
- 乾燥肌
- クマができやすい
- 白髪が増えた
- 巻き爪
- 爪が割れやすい
- 爪に縦線が多い
- 爪が割れる
目の症状
- ドライアイ
- 涙目
- 目が極端に悪いか良い
- 花粉症で目に痒みが出る
睡眠に関する症状
- 寝つきがわるい
- ねむりが浅い
整形外科系の症状
- 肩こり
- 腰痛
婦人科系の症状
- 月経前症候群
- PMS
- 生理痛
- 生理不順
その他
- 冷え症
西洋医学は体を分けて診る
先程挙げた「お血」の症状は全て婦人科から、
- 心療内科
- アレルギー科
- 皮膚科
- 形成外科
- 整形外科
- 心療内科
- 眼科
というように科がバラバラに分かれます。こうしたところを指して「木を見て森を見ない西洋医学」といいます。
また、「病気を見る西洋医学」ともいいます。子宮内膜症と診断はしても「原因はわかりません」で済ませてしまいます。
東洋医学は体を包括的に見る
一方、東洋医学は森を見て木を治します。他の症状を聞き、子宮内膜症の原因を探るのです。
たとえば肩こりや腰痛は、お血で血の循環が滞り筋肉まで血が届いていないことが原因です。冷え性も末端まで血がまわらないために生じるのです。こうした考え方でお血を判断し、改善していくのが東洋医学です。
また、「病人を見る東洋医学」ともいいます。子宮内膜症という診断は病院でしかできませんが、治すことは病人を見て他の症状も併せて考えることで東洋医学にもできるのです。
生理痛を含めて全ての痛みはカラダからの異常のサインです。痛み止めで抑え続けると悪化して子宮内膜症という「形」で出てきます。すでに子宮内膜症と言われている方も、今現在生理痛でお悩みという方もまず生理痛を治すことが大切なのです。
食生活を見直そう
生理痛や子宮内膜症を治すために改善した方がいい生活習慣もあります。その一つが食生活です。
白砂糖
まず、白砂糖はお血体質を作るので、すぐにやめた方がいいです。家では砂糖は使っていないという人もいますが、お菓子やアイスクリーム、清涼飲料水とさまざまなところに多用されています。中毒性も高いので、人工甘味料も含めてできるだけ控えましょう。
私自身もたまに頂き物で甘いものを食べると、次の日もまた食べたくなってしまいます。脳はブドウ糖で働きますから、甘い物を欲しがるのでしょう。
肉類
また、肉類も控えることをオススメします。しいて言えば鶏肉くらいでしょうか。牛が一番お血体質を作りやすいので、気をつけましょう。
乳製品
また乳製品もお勧めしません。ヨーグルトやチーズ、牛乳ですね。
牛乳は本当にやめた方がいいです。嗜好品としてならともかく、体にいいと思って飲むならマイナスにしかなりません。
オススメの改善法
繰り返しになりますが、西洋医学では原因がわからなくても、東洋医学でお血を改善すれば生理痛も子宮内膜症も改善します。「西洋医学で検査をしっかりと受け、施術は東洋医学」をお勧めしたいです。
子宮内膜症は放置するとがんや不妊の原因になります。そうなる前にしっかりと改善していきましょう。